ドラッグストア市場
ドラッグストア業界の市場
2008年の売上高1位はマツモトキヨシの4,000億円、2位はスギ薬局の2,400億円。
2021年の売上高1位はウェルシアHDの9,500億円、2位ツルハHDの9,200億円。
2022年1月時点で1,000店舗を超えるチェーン店が7社存在しており、2021年に統合したマツキヨココカラ&カンパニーは3,200店舗ある。
ツルハHD2,400店舗、ウェルシアHD2,200店舗、マツキヨ1800店舗、ココカラ1,400店舗、スギHD1,300店舗、サンドラ1,200店舗、コスモス1,100店舗。
売上上昇率は直近11年間でウェルシアHD4.3倍、ツルハHD3.3倍、コスモス3.9倍、アオキ6.1倍と一番伸ばしている。
ドラッグストアの部門別売上構成比 (%)
医薬品 調剤 化粧品 雑貨 食品 その他
ウェルシア 20.5 18.3 15.7 14.8 22.8 7.9 ※食品・調剤に特化
ツルハ 11 10.1 14.5 28.3 23.2 12.9 ※食品・雑貨に特化
コスモス 15.5 0 9.7 15.8 57.9 1.1 ※食品・雑貨に特化
サンドラ 30.5 0 29.9 21.1 0 18.6 ※医薬品・化粧品に特化
スギ 21.4 21.8 18.5 19.7 18.4 0.1 ※医薬品・調剤に特化
マツキヨ 19.7 9.2 34.7 22.1 9.7 4.6 ※化粧品・雑貨に特化
ココカラ 12.5 20.3 25.9 27.9 13.4 0 ※化粧品・雑貨に特化
クリエイト 17.3 9.7 12.3 16.2 39.4 5.1 ※食品・医薬品に特化
アオキ 11.7 10 15.5 21.2 41.6 0 ※食品・雑貨に特化
カワチ 18 0 7.3 28.1 41.6 0 ※食品・雑貨に特化
ゲンキー 9.6 0 10.7 12.9 65.4 1.4 ※食品・雑貨に特化
薬王堂 20.9 0 15.1 21.1 42.9 0 ※食品・雑貨に特化
サツドラ 15.9 4.2 17.2 22.9 38.3 1.7 ※食品・雑貨に特化
ドラッグストア別特徴
ウェルシア
店舗フォーマットを「調剤併設」「カウンセリング営業」「深夜営業」「介護」を軸に構築。
調剤併設率は79.4%、売上構成比19.5%。営業利益率4.5%。
ツルハ
ワンストップショッピングに特化して食品を強化している。精肉・青果を両方導入する店舗を300店舗→900店舗へ増やす。
PBは850SKUに増やして売上700億円目標で売上9560億円に対して7.3%。営業利益率5.3%。
コスモス
商圏人口1万人をターゲットに売場面積500坪クラスの食品強化型を展開。営業利益率4.6%。
サンドラ
医薬品・化粧品特化。
スギ
調剤をや地域と連動したトータルヘルスケアを提案。営業利益率5.6%。
マツキヨココカラ
化粧品・雑貨に特化している。営業利益率5.7%、ココカラ2.8%。